YZF-R3にグラブバーを取り付けました。
目的
タンデムの予定はありません。後部座席に乗ってくれる人募集中です。
ステーを横に伸ばしてうまいこと固定できんじゃねーかなーくらいの気持ちでやっていきました。まあつかなかったんですが。
用意したもの
- YAMAHA MT-25/03用グラブバー&ゴムカバー
- グラブバー取り付け用ブラケット
- 各種ネジ類
以上のものはヤフオクで4000円程度でセットで入手することが出来ました。
webikeにて¥1,652 純正部品注文
カラーは年式によって違うのですが2017のシルバーを選択。白が出ていればよかったのですが。
以下YAMAHA品番を記載しておきます。
- グラブバー B04-F474A-00-P0 アシスト,グリツプ
- グラブバー B04-F474W-00-P0 アシストグリツプ 2
- ゴムカバー B04-F4845-00 カバ- 1
- ゴムカバー B04-F4846-00 カバ- 2
- ブラケット B04-F474H-00 ブラケツト,アシストグリツプ 1
- ブラケット B04-F474J-00 ブラケツト,アシストグリツプ 2
- グラブバー側ボルト(M8)×4本 90110-08805 ボルト,ヘキサゴンソケツトヘツド
- ボルト穴隠し×4 90338-06810 プラグ
- 制震ゴム?×2 これはブラケットについてるかもしれない 90388-08802 ダンパー
- 本体側ボルト(M8)×4本 90111-08826 ボルト
- ワッシャ×4 90201-08119 ワツシヤ,プレ-ト
- カラー×2 90387-10842 カラ-
- グロメット×2 90480-18812 グロメツト
以上はヤフオクで入手のためどこまで一緒に来るか不明
- リアシートカウル B04-XF171-00-P3 カバー,サイド1
- リアシートカウル B04-XF172-00-P3 カバー,サイド2
カウルを止めるネジ類はR3から全て流用可能です。また、カウルにはステッカーと傷付き防止?シールが事前に貼られた状態で来るため、余計なものを注文しないように注意したい。(自分はシールを余計に注文しました。)
取り付ける
R3に取り付けていきます。まずはR3のタンデムシート、メインシート、サイドカウルを取り外します。
こちらのページが参考になります。R25の取り外し方ですがR3もカウルは同一なはず。
ここで新たに準備したカウルと今までついていたカウルを見比べると、微妙な差異に気づきます。リアシートカウルとサイドカバーカウルを止めるためのボルト穴が微妙にズレています。自分は最後までつけた状態で気付いたのでこのまま加工しましたが、事前に加工したほうがきれいに加工できるのではないでしょうか。
銀色のパーツは上に引っ張れば容易に取り外せるので、カウルにいい感じの穴を開けてやればいいわけです。いい感じの太さのネジなどをバーナーで炙り、穴を開けたいところに押し付けるときれいな穴を開けることが出来ます。自分はアウトドアバーナー+六角レンチでやりましたが、溶けたプラスチックがレンチ側にもそれなりに付着するためどうでもいいネジでやるべきでした。
カウル側の溶けたプラスチックをニッパで多少切って整えてやると、銀色のパーツを押し込むことが出来新たなネジ穴を作ることが出来ました。(写真なし)
カウルを外したら、先にブラケットを取り付けます。ブラケットをフレームへガッチリ固定するにはカウルがない状態のほうがはるかにやりやすいです。ダンパーを潰すようにしながらボルトを回すことになるので無限にボルトが回ります。本当はトルクレンチでトルク管理したほうがよさそう。サービスマニュアルを持っていないので規定トルクがわかりません。
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サイドキャリアつけるのにいい感じのネジ穴に見えるんだけどなあ |
R3から取り外したリアシートカウルの下半分を、MTのカウルと接続してから車体に取り付けます。ツメを噛ませてプラスネジで止めるだけ。
さっき取り外したばっかりだしネジ穴もわかりやすいので簡単に取り付けられると思います。ネジが余らないように。
あとはグラブバーを取り付けます。ゴムカバーを被せたグラブバーをボルト止めするだけ。このときにカウルを傷つけそうなところにちょうどシールが貼ってあるんですね。ゴムカバーを介しての取り付けになるため、しっかり固定しようとしても多少ぐらついてしまいます。これがサイドキャリア取り付けを諦めた大きな理由です。
ブレーキ側は時間もかからず取り付け完了。
厄介なのはクラッチ側で、タンデムシートを開けるためのキーシリンダーがカウルと固定されてしまっています。外すのは参考サイトの通りなのでいいのですが、取り付けの際、キーシリンダーのワイヤーの長さがかなりギリギリなためかなり苦労します。コツが見つからなかったので多少強引に引っ張りながらカウルとキーシリンダーをネジ止め。その後車体に取り付けました。
その他はブレーキ側と同様なため省略。
サイドキャリアがつかない。
予定ではハリケーンのキャリアと同様に、グラブバーを固定するボルトにカラーを噛ませてL字ステーを伸ばし、そこにぶら下げる算段でした。ですが、グラブバーを避けるようにステーを伸ばすと大幅に外側に伸びてしまうこと、ネジ穴の角度が微妙に傾いておりタンデムステップとサイドキャリアがうまく固定できないこと、L字ステーがタンデムシートと干渉してしまうこと、そしてなによりぐらつくことでここをあきらめました。
いいアイデアだと思ったんだけどな。
最後に
R3 2017の白は、リアシートカウルが黒なのが気になっていましたが、カラーが黒からシルバーになり印象が変わっていい感じ。黒は傷も目立ちやすく安っぽくなってしまうのでそこはよかったです。
兄弟車がいるとこんなカスタムが純正パーツで出来て楽しいですね。次はサイドキャリアを取り付ける他の方法を思案しようと思います。